コロナの流行のおかげで家にいる時間が増え、あれこれ考える時間もふえました。
気がついたら前より、自分はこれでいいと落ち着いているようです
本当は見かけによらず(?)自信が無く、駄目な自分が何処かでばれてしまうのではと怖がりながら生きてきたようで数年前までは心が安まらなかった気がします。そんなとき西尾和美さんの「今日一日のアファメーション」に出会いました。ほしかった言葉がそこにありました。
「自分は、自分のままでいいのです。」
実は私は3才頃に親戚から養女としてもらわれてきました。自分ではその記憶は無く20才頃両親から打ち明けられるまでは全く気がつきませんでした。打ち明けられてもそれが何か?くらいな感じ。大切にされているのは十分わかるし幸せと思っていました。
ただ両親の顔色、結婚してからは夫の顔色が気になり、自分がどうしたいかよりみなを機嫌良くしておきたい。でもそううまくはいかず周りの顔色にいちいち気がついてしまう自分も嫌でした。
外でも自分を素直に出すことはなかなかできず、何故と考えたとき、いい子で無ければ受け入れてもらえないのではという気持ちがあるのではと気がつきました。
いい子は止めようと努力中ですが、それでも時々出てしまいます。
何故そうなったのか・・・・。
3才の頃の自分を想像します。田舎の農家の子だくさんの末っ子。親戚のやさしいおじさんおばさんに時々遊んでもらっていたのがある日そのまま連れて行かれて一緒に暮らすことに。
多分本人に説明は無く今度からうちの子だよ位だったのでは。前にも書いたように記憶には全くないのですが、今仕事で同じくらいの子どもたちに会うことが多く、それからすると覚えていなくてもいろいろなことを感じていたはずです。いい子でいないとと言う気持ちが育ったのはそこかな。
(2020.6.7)