この12月から宇都宮市子ども発達センターで月2回、診療を引き受けることになりました。
お話があってから施設を見学させていただき、市の相談・療育の流れを詳しく説明してもらいました。それによると、できるだけ早くに親子に関わり、不安なまま待たされる時間が少ないしくみに工夫されていると感じました。
職員の方々も子どもたちのためにはどうするのがより良いかと熱心で、いろんな職種の横の連携も良い感じです。
ご自分のお子さんがほかの子どもと違う様だ、育てるのが何だか大変と思っても、本当に障害だったらどうしよう、ずっとレッテルを貼られるのでは、大きくなれば問題がなくなって行くのではと思い相談をためらっている方もおられるとおもいます。
診察・ご相談はお子さんの特性を知り困っている事をどう和らげるかを考えるためで、診断名をつけるためではありません。「診断名をつけるのはそのお子さんにプラスになるように、具体的な対処のしかたも伝える事とセットにしなければ」と、同じセンターの先輩医師がおっしゃったことに強く共感しました。
その子にあった丁寧な育児は本当はすべての子どもたちに必要なことなのですが、中に特にかかわりに工夫の必要な子どもたちが居て、それにはいろいろな人の手助けを借りた方が、本人と親御さんの幸せにつながる、そうおもいます。
(2012,11,1)
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