先週今まで点滴ベッドを置いていたスペースをちょっとだけ模様替えし、白木のラウンドテーブルと肘掛けのついた椅子を入れました。カウンセリングに来られた方のためです。
今までは診察室のデスクの前に、私が大きな椅子に座り患者さんは背もたれのない丸イスに座っていただいていました。普通の診察はその方がおなかも背中もさっと見ることができて便利なのですが、この頃カウンセリングや心理相談に来られる方が、その椅子に50分座って話していかれるのは気になって仕方がありませんでした。
新しいテーブルと椅子は、何よりも私自身が患者さんと同じ目線で落ち着いてお話が聞けるようでとてもよかったです。
本当は建物全体をもっと気持ちの休まる場所に造りかえられたら一番いいのですが。
今回はささやかですが、私の「上からアドバイスをするのでなく、一緒に探っていくお手伝いをします。」という姿勢の一つの形です。
(2009.9.15)